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ワクチンのキャッチアップについて

2022年7月13日

不足しているワクチンを追加で接種することを「キャッチアップ(catch up=追いつく)」といいます。

以下より個別のワクチンについて触れていきます。ご自身の母子手帳をお持ちの方は、ワクチンの接種履歴について振り返ってみてください。

【誕生日により接種不足の可能性のあるワクチン】

項目:麻しん

生年月日男性・女性
1972年9月30日以前接種なし
1972年10月1日~1990年4月1日1回接種のみ
1990年4月2日~2000年4月1日1回接種のみ
2000年4月2日以降2回接種

麻しんは成人でも致命的といわれている重篤な病気です。

また空気で感染するため感染力が非常に強いことも問題とされています。
2回の接種が完了していない方は、是非接種をご検討ください。

項目:風しん

生年月日男性女性
1962年4月1日以前接種なし接種なし
1962年4月2日~1979年4月1日接種なし1回接種のみ
1979年4月2日~1990年4月1日1回接種のみ1回接種のみ
1990年4月2日~2000年4月1日1回接種のみ1回接種のみ
2000年4月2日以降2回接種2回接種

定期風しん抗体検査及び予防接種(第5期)制度の対象

1962年4月2日から1979年4月1日の間に生まれた男性を対象に、風しんの抗体検査(無料)を行い、その結果抗体が低ければワクチン接種が無料で受けられる制度です。
令和6年度まで実施される予定です。

項目:破傷風

生年月日男性・女性
1967年以前接種なし
1968年以降二種・三種・四種のいずれかで3回接種

破傷風菌は土壌に広く存在するため、屋外で怪我をした際に破傷風菌が体内に入り込みその毒素により破傷風が発症します。発症した場合、毒素により筋肉のこわばりや硬直がおこり、致命的となる可能性があります。 ワクチン未接種の方はもちろん、農耕に従事する方や土壌に接する機会の多い方では、10年おきの追加接種(1回接種)が推奨されています。

【ひらファミリークリニックからのお知らせ】

不足しているワクチンがある方へは、ワクチン接種を推奨しています。

ワクチンをご希望される方、またはワクチンについてご質問のある方はクリニックまでお気軽にお問い合わせください(052-325-4100)。