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帯状疱疹ワクチン
2022年7月13日
生涯で3人に1人が帯状疱疹を発症すると言われています。
帯状疱疹後の疼痛を発症すると日常生活に支障が出ることがあります。
有効性の高い帯状疱疹ワクチンが使用可能です。
【帯状疱疹について】
帯状疱疹の原因は、水ぼうそうのウイルスです。水ぼうそうにかかると、治った後もウイルスは体内(神経節)に潜伏しています。
過労やストレスなどで免疫力が低下すると、再び活性化して帯状疱疹を起こします。
成人の90%以上が水ぼうそうウイルスを体内に持っています。
【帯状疱疹後の神経痛について】
ウイルスによる神経の損傷がひどい場合には、皮膚の症状が改善した後も痛みが続くことがあります
(帯状疱疹後神経痛)。
高齢者では帯状疱疹後神経痛のリスクが高く、発症抑制のために帯状疱疹の予防が重要です。
【帯状疱疹ワクチンについて】
50歳以上の方に、2種類のワクチンが使用可能です。
- 水ぼうそうワクチン(生ワクチン)
- 帯状疱疹ワクチン(不活化ワクチン):シングリックス
特にシングリックスは帯状疱疹発症予防効果が高く、90%以上の発症予防効果があります。また9年以上効果が持続することが示されています。
【ひらファミリークリニックからのお知らせ】
名古屋市ではワクチンの助成制度があり、名古屋市民では1回のワクチン接種に対して約半額の補助が出ます(1回の自己負担が1万800円であり、合計2回で自己負担が2万1600円です)。
帯状疱疹になったことのある方はもちろん、50歳を超えた方では帯状疱疹にかかる前に予防することが大切です。
ご希望される方・ご質問のある方はクリニックまでお気軽にご連絡ください(052-325-4100)。